虚空展望台reiwa'smiradorofkasehisawo

いろいろあってまずは始めます。あまり期待しないでください。

ginger


ジンジャーソーダの甘く刺す香り
あのとき何を言いたかったのかな
昔の面影ばかり探していたよ


簡単じゃないと知りながら
問いかけ続けた日々は終わり
指さした日付は新しい世界へ旅立つ
記念日なんだね


ありがとうと心で告げる
すれ違うときの小さなピース
あなたがくれて 私があげる
孤独のかけら 溶けてゆく
無数の泡の 消える朝まで

 

駅のメロディ途切れた先に
見かけた背中 忘れかけてた頃
疲れていたね 忙しそうだよね


応援していたつもりでも
案外時間は通り過ぎて
ふりむいた視線は夕暮れの
満月上るとそらしてうつむく


元気でねと心で告げる
すれ違うときの別々のルール
あなたが信じ 私が思う
同じ苦さを抱えてる
無数の声が 届く朝まで